午前中はほぼずっと寝ていた。
少しだけ起きてガスや水道、電気関係の停止の電話をしようとするも、電話は混みあっているとのことでどれも中々繋がらず、ネットで手続きすることにしたが、それはそれで「お客様番号」というものが必要らしく、それは毎月来る検針用紙等を見ないとわからないようになっており、実家にいたわたしはお手上げ状態となってまた寝ていたのだった。
昼過ぎにようやく起きてきて、自分の家に戻り、さて、と思いながらまた寝てしまった。手続きをしろ。わたしはこんなんばっかりだ。明日必ずやらなくては。
夕方になって妹が用事が済んだとのことだったので迎えに行き、家に来てもらった。
台所周りの片付けをしてもらった。台所周りはやることがとにかく多い。皿を1枚1枚新聞紙で包んだりしなくてはいけない。今日は作業の途中で新聞紙が足りなくなり、明日また実家からもらってこようということになって作業終了となった。
人がいると単純に人目があるから作業ができるな、と思った。
あとはわたしは時に物を捨てるのがめちゃくちゃ下手になってしまう。どう考えてももう着ないであろうTシャツを、思い出だけで捨てるのを躊躇してしまうのだ。あの時買ったんだっけ、この時着てたんだっけ、と考えるだけでどうしても捨てられないのだ。
妹には、「写真に撮ってから捨てるといいよ。そうすればいつでも見返せるから捨てても大丈夫。」と言われたが、逆だ、と思ってしまった。写真に撮ってあったら、ここにこんなに鮮明にあるのにもう現物は二度と手元に戻ってきやしないんだ!と思って余計に悲しくなってしまいそうだ。そう思うとますます何も出来なくなってしまい、わたしの今日の作業の進みは悪かった。
写真の良さ悪さはあると思う。何に対しても。旅行の思い出や滅多に見られない光景などは写真として手元にあっても良いな、と思えるのに、記録としての写真は時に気持ちが沈みそうになる。捨てる前に取った昔使っていたマグカップの写真が見られない。懐かしくて苦しくなってしまいそうで。またいつか一緒に食べようね、と一緒に食べて写真に残した美味しいお弁当の写真が見られない。あの人とはもう二度と同じような関係には戻れないしお弁当も食べられないのだから。
最近寝る前に寝てしまう。何を言っているかわからないと思うがそうとしか言えない。よし、寝るぞ、という瞬間の前に少しだけ寝てしまうのだ。それが原因で(あと昼間寝ているせいで)寝つきが悪く、寝ても2、3時間で目が覚めてしまう。
今日も寝る前、しかも寝る前の薬を飲む前に寝てしまってこんな時間である。
そりゃあ鬱鬱ともするわけだ。こういうのを少しずつやめていって心身の健康を取り戻したいなと思う。
明日も荷造り作業を頑張ろう。